ご挨拶

インヴィンシブル投資法人 執行役員
コンソナント・インベストメント・マネジメント株式会社
代表取締役社長

福田直樹

投資主の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々および関係者の皆様、ならびに感染症の拡大により影響を受けられている皆様に、に心よりお見舞い申し上げます。

インヴィンシブル投資法人(以下「本投資法人」といいます。)の第37期(2021年7月1日~2021年12月31日)(以下「当期」といいます。)の運用状況と決算についてご報告申し上げます。

当期は、日本においては新型コロナウイルスの第5波による感染急拡大を受け、各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令・延長が繰り返される状況が続き、出張や旅行の自粛によりホテルの稼働率は低迷しました。1年の延期を経てようやく開催された東京オリンピック・パラリンピックも、競技の大半が無観客で行われたため、本投資法人が首都圏や札幌の競技会場周辺に数多く保有するホテルは、期待されていたような宿泊需要を得ることができませんでした。その後、新型コロナウイルスの感染は急速に下火になり、9月末に緊急事態宣言が解除されてからは、都道府県をまたぐ移動などの行動制限が徐々に緩和され、ビジネス需要、レジャー需要ともに回復が進み、ホテルの稼働率はGo Toトラベルキャンペーンが実施されていた2020年の同時期を上回る月も見られました。しかしながら、年末にかけて新たな変異株(オミクロン株)による感染が報告されるようになり、その後、2022年1月には各地でまん延防止等重点措置が適用される展開となりました。

このように、感染の拡大と一時的な収束が繰り返される環境の中、本投資法人は保有する国内ホテルの主要なテナント兼オペレーターである株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントとの間で、当期も大幅な賃料減免を受け入れることを余儀なくされました。

また、英領ケイマン諸島に所在する2つのホテルについては、島民のワクチン接種率が十分に高まったとの判断から、同国政府は11月20日付で、ワクチン接種が完了した観光客に対して義務付けていた入国後の自己隔離措置を解除しました。しかしながら、ワクチン接種が完了していない子供は引き続き14日間の自己隔離が必要とされていたことから、ファミリー層からの需要が戻らなかったことなどもあり、本来は繁忙期である感謝祭から年末休暇における需要は伸び悩みました。

当期も大変厳しい決算となりましたが、物件売却益2,568百万円の計上により、営業収益8,406百万円、営業利益2,292百万円、当期純利益1,014百万円となり、2期連続の赤字決算は回避したうえで、1口当たり分配金は166円とさせていただきました。

コロナ禍による不透明な状態が続き、投資主の皆様にはご心配をおかけしております。しかしながら、Withコロナの環境下でホテル収益を最大化する取組みを継続しています。また、重要な経営課題として位置づけている「サステナビリティ」の面では、2021年のGRESBリアルエステイト評価において2スターを獲得するなど、着実にその取組みの強化を図っています。本投資法人及び資産運用会社であるコンソナント・インベストメント・マネジメント株式会社は、投資主の皆様の利益に資することを第一に、最大限の運用に取り組んでまいる所存です。

投資主の皆様には、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。